2020年6月23日(火)の夜9時からフジテレビで放送される連続ドラマ、
「探偵・由利麟太郎」!
横溝正史氏の『由利麟太郎シリーズ』を原作とするドラマで、主演は地上波の連続ドラマでは初めてとなる吉川晃司さんです。
頭脳明晰の心理学者である由利がミステリー作家志望の三津木俊助を助手に従えて、数々の難事件を解決に導くミステリー作品ですね。
第2話にはゲストとして水上京香さんが出演します。
黒き怪人の脅威、そして悪夢に憑かれた女とはいったい何なのでしょうか?
気になる第2話のあらすじやネタバレを判明次第紹介します。
『探偵・由利麟太郎』キャスト
由利麟太郎:吉川晃司
元・警視庁捜査一課長の経歴を持つ探偵にして、頭脳明晰な犯罪心理学者です。
見た目は白髪の紳士で、あまり多くを語らないもの静かな男ですね。
しかし洞察力と論理的思考力は圧倒的なレベルです。
学生時代にアメリカで出会ったハンターから学んだトレース技術に基づき、ひたすら事件現場を観察し続ける捜査スタイルを確立しています。
先端恐怖症でありながら弓道の心得があり、精神を集中させることが、難事件解決の力となっているそうですね。
三津木俊助:志尊淳
ミステリー作家になることが夢の青年で、由利を「先生」と慕っています。
難事件の捜査で助手を務めるなど、物語ではパートナーとして活躍します。
ところが由利を崇拝するあまり、自身の小説の執筆はそこまで進んでいない模様。
むしろ由利の活躍を記録する『由利麟太郎の事件簿』というサイトの運営を頑張っていますね。
等々力警部:田辺誠一
京都府警の警部で、由利とは京都で大学時代をともに過ごした旧友です。
同じ弓道部の仲間だったようですね。
由利の事件解決能力には一目を置いており、難事件の捜査協力を依頼しています。
たい焼きを片手に現場へ向かうほど、たい焼きが大好物らしいです。
波田聡美:どんぐり
骨董品店の店主で、骨董品店を営む一軒家の一部屋を由利に貸しています。
由利に対して一方的に好意を寄せているようですね。
山岸克平:木本武宏
出版社の編集者で、ミステリー作家を志望している三津木に目を掛けている存在です。
三津木にとって小説執筆の参考になればと、三津木に由利を紹介したのが山岸克平ですね。
第2話ゲスト
吉岡エマ(マダム・シルクのホステス)
水上京香
五月翔太(青年実業家・エマの恋人)
赤楚衛二
神崎美沙子(マダム・シルクのホステス・五月の元恋人)
柳ゆり菜
井出圭一(三津木の旧友)
尾上寛之
梶原絹江(マダム・シルクのママ)
山口香緒里
『探偵・由利麟太郎』第2話あらすじ
2話✨
憑かれた女は…#水上京香 さんです
祇園のクラブ「マダムシルク」
のホステスさん💜エマさんこちらはオフショット💁♀️#探偵由利麟太郎#2話#6月23日火曜日#よる9時から#この笑顔は貴重#ホラー色が強い2話です😱#叫びます pic.twitter.com/s0RADgz1VI
— 『探偵 由利麟太郎』公式 (@ktvyuri8) June 21, 2020
祇園のクラブでホステスとして働く吉岡エマは、最近“黒い影”に襲われるという得体の知れない悪夢に悩まされていました。
店にいるときも部屋で休んでいるときも、“黒い影”は突如目の前に現れてエマを恐怖に陥れるのです。
エマは心を蝕まれ、やがて何かに取り憑かれたように意味不明な言動を繰り返します。
そして幻覚まで見るようになりました。
五月はそんなエマを心配しますが、五月の元恋人で同じホステスの神崎美沙子は、気味が悪いとエマを敵視します。
その頃、三津木は学生時代にミステリー同好会の仲間だった井出圭一と会っており、道端で放心状態のエマに遭遇しました。
井出が店の常連客だと知ったエマは、突然「女性の○体を見た」と言い出します。
どうやらドラマのオーディションで連れていかれた洋館で、バスタブの中で命を落とす美沙子を見たらしいのです。
しかし、最近は幻覚に悩まされていたため、エマは現実だという確証が持てません。
真相を確かめるべく由利に助けを求めた三津木は、洋館の場所を突き止めます。
ところがそこには痕跡が何も見当たりませんでした。
さらに翌日には「美沙子が店に来た」と梶原絹江が証言します。
やはり幻覚だったのかと思った矢先、エマが見たという凄惨な光景が現実のものとなりました……。
『探偵・由利麟太郎』第2話のネタバレは?
幻覚に悩まされるエマ
店のカウンターでもたれかかっているエマ、どうやらボーッとして具合が悪い様子。
五月翔太が迎えに来ると、元カノの神崎美沙子はエマにキツく当たります。
倒れ込むエマに近づく五月でしたが、エマは彼が黒い怪人に見える幻覚を見ることに。
発狂するエマを抱えながら五月は店を出ます。
車で送ってもらう途中でも、外に黒い怪人がいる幻覚を見るなど、相当重症でした。
夜に寝ているところ、天井から複数の手が伸びてくる幻覚も見ます。
一方、由利が花屋で花束を買っているところに、三津木と出会します。
その花束は大家さんに渡すためでした。
昔に書いたミステリー小説のトリックが思い出せないと相談しに来たそうです。
後日、マダム・シルクではパーティが開かれていました。
やはり体調の悪いエマ、しかし神崎美沙子の姿が見られません。
気まずくて来られないのかもと、客の住職は言います。
そこでエマは、血まみれの神崎美沙子の幻覚を見ました。
しかし神崎美沙子は至って普通であり、神崎はエマに「これは予知夢、あなたに同じことが起きる」と言い放ち、美沙子は店を出ます
その後マダム・シルクのママの梶原絹江から、「イギリスのドラマからオーディションのオファーがある」と紹介されます。
エマは女優を目指していたため、五月も消極的ですがとりあえずオーディションを受けることになります。
翌日車で迎えがありますが、行き先は極秘ということでアイマスクを着けられました。
屋敷のようなところに連れて行かれ、アイマスクを取ります。
するとそこには黒い怪人がおり、驚いたエマは気絶します。
目を覚ました時、暖炉には美沙子の左腕が燃やされていました。
そして部屋にあるバスタブに、息絶えている美沙子の姿がありました。
美沙子の変わり果てた姿
エマは気づくと道端で気絶していました。
ちょうど三津木と井出に会います。
井出はエマと同じマンションに住んでいたようです。
エマは「美沙子の○体と見たんです、しかしあれは幻なんです」と言い、最近幻覚を見ることを打ち明けます。
三津木は由利を呼び出し、エマに会わせます。
エマから聞き取りをし、「車でアイマスクを取ったとき、ひとつだけの大きな目、たくさんの顔が私を見ていた」と言います。
その情報から、眼科などの場所を特定して車で向かいます。
エマが見た光景は幻覚ではなく、眼科の看板や人形が多数置かれている廃屋などがありました。
そして洋館の場所を突き止め、例の部屋へ入っていきます。
部屋には特に異変は無いように思えました。
みんなが調査をしているところに、五月が入ってきました。
それから店に戻り、絹江に「美沙子の○体を見た」と話しますが、絹江は「あの子は昨日店に来たわよ。辞めるって」と言います。
それを聞いたエマは再び頭を抱えます。
やはり幻覚だったのでしょうか?
帰宅するエマをちょうど見かけた三津木、井出の自宅へ行く途中でした。
二人行き先が同じなので、一緒にマンションへ行きます。
その頃、例の屋敷に消防隊が到着していました。
火事があったのでしょうか?
部屋の暖炉に火がついていたのですが、そこには美沙子だと思われる左腕が焼かれており、バスタブでは美沙子が息絶えていました。
エマの幻覚と同じ光景ですね。
三津木は誰かから電話がかかってきて、途中で別れます。
マンションへ一人で帰ったところ、あの黒い怪人が現れました。
なんとか部屋に辿り着いたエマでしたが、部屋には大きな眼球が浮いています。
これは幻覚?
逃げる五月とエマ
洋館では警察が捜査している最中であり、現場にいた由利と呼び出された三津木は容疑者として扱われます。
そこへエマ、五月、井出も連れてこられました。
絶句する一同、エマは「私がやったんですか?」と由利に聞きます。
一同は警察署へ連行され、取り調べが行われました。
他にもママや住職も取り調べを受けます。
由利は取り調べのときに、「あの現場は我々が入るまで、足跡は一つだけだった」と言います。
翌日、三津木は井出の部屋で独自に捜査していました。
ちょうどその頃、エマは五月に呼び出され、逃亡を図るかのように警察から逃げていました。
由利と三津木も駆けつけます。
警察も追っている最中で、五月とエマは別々に逃げました。
エマはタクシーに乗り込みますが、なぜかタクシーの助手席には意識のないマダムの姿が。
三津木が追いかけるも間に合わず、タクシーは発車してしまいます。
そこへ由利が現れたため、一緒にタクシーを追いました。
車の中で由利は三津木に”ある映画”の存在を教えます。
それは井出の父、井出江南が制作したとされる映画で、撮影現場はあの屋敷でした。
映画は「本当の人間を切ったのではないか」という噂が流れ、上映が中止されたそうです。
由利は過去に一度だけ映画を見たことがあるらしく、現場を特定できたみたいですね。
黒き怪人の正体
井出はその映画と同じ怪人に扮し、ヒロインにエマを選びました。
怪人の正体は井出だったのです。
タクシーを運転していたのは井出だったようで、エマを連れ去りました。
屋敷には柱に縛られているエマ、そしてバスタブには気絶しているマダムの姿。
黒き怪人の姿になっている井出はエマへの想いを伝えました。
ずっとエマを狙っていたそうです。
井出はチェーンソーでマダムの腕を切り落とそうとします。
その頃洋館らしき建物に警察が突入しました。
洋館には五月の姿があり、腹部を切られていました。
由利と三津木は洋館ではなく、「井出レンズ」と書かれた部屋に入ります。
そこはエマの部屋を監視するモニターや、巨大な眼球を浮かび上がらせる装置、そして犯行に使用したであろう小道具などがありました。
どうやらこの部屋で井出はエマを監視していた模様。
そもそもマンション自体が井出不動産のものであったため、おそらくマスターキーを使用してエマの部屋にカメラなどを仕掛けたと思われます。
また薬なども飲ませて幻覚を見せていたのかもしれません。
その頃洋館では警察が男を取り押さえていました。
その男が五月を切ったようです。
そして由利と三津木は隠し扉を見つけ、開けるとそこは屋敷とほぼおなじ部屋でした。
おそらくこの部屋が映画の撮影場所でしょう。
部屋には気絶するエマ、マダム、そしてチェーンソーを振りかざす井出がいました。
美沙子も井出がやったようで、子供扱いされたことから逆上して美沙子を○したそうです。
「僕はもう誰にもバカにされたくない!」と怒り狂う井出、二人の協力プレーでなんとか出を取り押さえました。
五月は命を落としていました。
元々あぶない仕事をしていたため、その関係で狙われたのでしょう。
崩れ落ちるエマ。
部屋には焚き火がバチバチと音を立てていました。
『探偵・由利麟太郎』次回予告
同じ構造の部屋が2つあり、一つは映画のセットだったんですね。
井出は子供の頃に見せられていた映画の撮影現場から、ずっと狂気に満ちていたのかもしれません。
そして最愛の彼を失ってしまったエマ、切ないラストでしたね。
さて、次回は三津木が逮捕されてしまったようです。
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