日本テレビ系列で毎週日曜日夜10:30から放送されているドラマ
「美食探偵 明智五郎」
「美食探偵 明智五郎」は、「海月姫」や「主に泣いてます」など過去にも実写ドラマ化されるほどユーモアで人を惹きつける作品を多く出版されている東村アキコさんの漫画が原作ですね。
超美食家のグルメ探偵が「食」にまつわる難事件に挑むという異色のストーリーで、グルメに関する豊富な知識で華麗に推理していきます。
6月21日(日)に放送の第8話は最終話へ向かい遂に!の展開となるようです。
マリアファミリーも集結するということで楽しみですね。
ここでは、第8話のあらすじの紹介と実際に放送された内容をネタバレを随時紹介していきます。
「美食探偵 明智五郎」キャスト
明智五郎・中村倫也さん
物語の主人公となるのはボルドーのスーツと緑のループタイがトレードマークの明智五郎。
年齢は30代の美青年。表参道の一等地で「江戸川探偵事務所」を一人で営む。
実家は「扇屋」という老舗百貨店。
食への関心をもったきっかけは祖父からの教え。
食に関する多くの知識を活かして事件を解いていく。
突如「江戸川探偵事務所」に訪れた一人の女性と明智五郎の出会いから物語が動き出す。
小林苺・小芝風花さん
ワゴン販売のお弁当屋さん「イチゴ・デリ」を営む年齢21歳の女性。
「江戸川探偵事務所」の向かいで営業していたことで明智五郎と出会う。
お弁当の代金を踏み倒している明智五郎に文句を言いに「江戸川探偵事務所」へ訪れた時、明智五郎と共に“女性”と出会う。
明智五郎に“小林一号”と呼ばれながら探偵の仕事でもこき使われて多くの事件に関わることとなる。
明智五郎への恋心を実感してもそれは叶わないものだと諦めるが“料理人”として明智五郎のそばに残っている。
上遠野透・北村有起哉さん
神宮前署捜査一課の刑事で高知県出身。土佐弁が特徴。
明智五郎とは顔見知り。
離婚経験があり。一人娘の小春とは月に一回会っている。
第7話で地下アイドル好きが発覚し、ココが所属する「爆音エンジェル」のメンバー・みわの大ファン。
高橋達臣・佐藤寛太さん
上遠野透の部下の新人刑事。東大卒のキャリア組。
明智に心酔しており先輩である上遠野の静止も聞かずに捜査内容を明智に横流ししてしまう。
桃子・富田望生さん
苺の親友で、保育園からの幼馴染。
食べることが好きで苺と一緒に色んな食べ物を食べ歩きしているシーンがある。
明智への恋心を持ちながら明智の助手を務めている苺を心配して明智の助手をする場面がある。明智からは「小林二号」と呼ばれ、桃子が乗りこなすバイクの後ろに明智が乗っているシーンもある。
マグダラのマリア・小池栄子さん
物語の主軸となるキーパーソン。明智五郎と苺がいる「江戸川探偵事務所」に訪れた例の女性。
夫の浮気調査をしてほしい、と相談に来たのがはじまり。
夫は自宅で同じ料理ばかりを作るように女性へ言いそれ以外は許さず、魚料理のみの生活。それなのに、そんな夫が香辛料のニオイをまとって帰ってくることが増え女性は浮気を疑い「江戸川探偵事務所」に訪れた。
明智の言葉をきっかけに夫を包丁で首を切り、その後明智との食事で想いを吐露したあと崖から飛び降りた。
命を落としたと思われたが、「マグダラのマリア」と名前を変え明智への狂った愛を綴ったハガキを送ってきた。
ネットを通じてどうしようもない苦しみや憎しみを抱えた人を促して手を貸す。
その人々と家族=マリアファミリーとなり数々の殺人事件を行う。
地球上にマリアと明智の二人になって“最後の晩餐”を行うために浄化を行っているといい、明智の傍にいる苺を嫌悪している。
苺に「彼のそばから離れないと○す」と伝える。
古川茜・志田未来さん
マリアファミリーの一人。別名・林檎
青森にある実家の林檎農園の手伝いをする女性。
大学進学を期に東京へ行った彼氏が東京で浮気をしていることをSNSを通じて知ってしまう。東京へ行った彼氏のために度々食べ物などを詰めた荷物を送っていた茜はその中に実家の林檎で作ったジャムを入れていた。
そのジャムは亡き母から教わった茜にとって大切なもので、それを彼氏のSNSに写っている浮気相手が美味しそうに食べているのをみて憎しみを募らせる。
そんな時マリアと出会ったことで、マリアが浮気相手を狙うことに了承してしまう。
件に直接関わっていない茜は警察に事情聴取されるが捕まらず、マリアファミリーの一員・林檎としてマリアの手足となる。
伊藤・武田真治さん
マリアファミリーの一人。別名・シェフ
フレンチレストラン「ラ・ベリテ」ドラマでは「メゾン・ヴェリテ」のオーナーシェフ
料理の腕前は優秀で明智や苺も舌を唸らせた。
客の一人がグルメアプリに悪評を書いたことで店に大打撃がありその客を憎しみを抱く。
パリのビストロで修行中にマリアと出会っていた伊藤は、その客を狙うようマリアの指示を受けた。
その後、マリアファミリーの一員となり、実行犯として活動している。
桐谷みどり・仲里依紗さん
マリアファミリーの一人。別名・れいぞう子
明智の高校時代の同級生である桐谷和宏の妻。
料理が好きで、結婚当初愛する夫のために自分の料理で真っ白で大きな冷蔵庫を満たすことを夢見て張り切っていたが、夫の実家から味の濃い姑の料理がいつも大量に送られてくるため真っ白な冷蔵庫はそれでいっぱいになってしまった。
何度も和宏に訴えたが夫は姑の料理ばかり口にしてみどりの料理を平気で貶した。
すがる場所のないみどりは相談サイトに「れいぞう子」というハンドルネームで投稿したところマリアと出会う。
マリアに促され、和宏を刺してしまうみどり。その後みどりのマンションに訪れたシェフと共に和宏を浴室でバラバラに解体する。
明智が上遠野を伴いみどりのマンションに訪れたが隙をみて脱走したみどりはマンションのダストシュートに身投げして行方不明となっていた。が、第7話のラストに看護婦に扮しマリアのために動いていた。
ココ・武田玲奈さん
第7話から登場した苺の高校時代の後輩。
地下アイドル「爆音エンジェル」の一員としてメンバーと共にさらに活躍できる場へ向けて日々努力している。
しかし、醜悪なストーカーに悩み苺に相談し「江戸川探偵事務所」に訪れる。
メンバーのひながココを待ち伏せるストーカーに階段から突き落とされたのをきっかけに「江戸川探偵事務所」にメンバー3人で住むことになったが、しつこいストーカーの行動に恐怖と今まで親の反対を押し切り3人で頑張ってきたことが失われるのではという不安からマリアの誘いにのってしまう。
毒物を混ぜた手作り料理をストーカーに食べさせた。
「美食探偵 明智五郎」第8話 あらすじ
第8話のPRロングバージョンを公開✨🤗
さまざまな愛が動き出すっ‼️
想いを伝える切ない苺🍓
果たして明智が選ぶのは苺かマリアか⁉️💦
ぜひ第8話の放送をお楽しみに😁#美食探偵#中村倫也 pic.twitter.com/IW6FTXLKDh— 美食探偵 明智五郎【公式】🍎 (@bishoku_ntv) June 19, 2020
マリアの誘いを受けストーカーである田畑(森永悠希さん)に毒入りの手作り料理を食べさせたココ。
ココが料理に混ぜたのは、一度症状が改善した後、7日後に死に至る猛毒キノコ“ドクツルダケ”だと気づいた明智は田畑のいる病院へ向かう。しかし、田畑の姿は消え、そこにいたのはマリアだった。
マリアから「あのお嬢ちゃんのために必死になってすっごい嫌!!」「次に狙うのはあのお弁当屋のお嬢ちゃん」と伝えられる。
マリアから苺を守るために「一緒に暮らさないか?」と苺に提案する明智。
桐谷みどりを加え不穏な動きをするマリアファミリー。
マリアに会うと言って出かけたココ。
迎える田畑の運命の7日目。
変装をした苺に近づくマリア。
明智、マリア、苺の関係が動き出す第8話は最終話に向けてかなりの内容となるみたいですね。
さらに、明智とマリアが「江戸川探偵事務所」以前に出会っている過去の話も第8話では放送されます。
マリアは何故、明智に強烈な恋情を抱くことになったのか?なぜ「江戸川探偵事務所」に訪れたのか?そのはじまりが語られます。
「美食探偵 明智五郎」第8話 ネタばれ
明智が何か知っているのでは、と上遠野は明智に詰め寄る。そこへ、田畑が吐いた吐しゃ物の鑑識結果を高橋が明智に報告しにやってくる。
結果は何の問題もなかったとのこと…
その頃、れいぞう子こと桐谷みどりは病院の駐車場でマリアファミリーと合流し車の中で挨拶を交わす。
明智は「江戸川探偵事務所」に戻ると入り口の前で座り込んだ苺が待っていた。
ココが毒を盛ったであろうと確信をもつ明智は苺からココと事務所で料理をしたことを聞き排水溝やごみ箱を漁り、事務所でキノコを見つけ病院へと急ぐ。
しかし病院に田畑はおらず、そこにはマリアがいた。
田畑は病院の地下駐車場にいるマリアファミリーの車にいた。マリアファミリーから「ココが会いたがっている」と伝えられ素直に受け入れる。
病室に残ったマリアへ「田畑をどこへやった」と明智は問い詰めるがとぼけられてしまう。
田畑に盛った毒の事もしらを切ろうとするマリアに間髪入れず“ドクツルダケ”のことを問い詰める。ドクツルダケは別名“○しの天使”と言い「ココにピッタリでしょ」と笑うマリア。
明智に「あなたの目の前であの子を〇すわ」と告げるマリア。
事務所に戻った明智に田畑がどうなったか聞く苺。「真実を知る覚悟があるか?」と苺に言った明智はココを事務所に呼ぶように伝える。
事務所に訪れたココへ田畑が退院したと告げる。 毒入りのパスタを作ったことを自白させるがココはもう吹っ切れたような物言いをし、無事退院したなら「少しほっとしてる」と言う。
さらに、「毒キノコぐらいじゃ○なないか」と笑いながら言うココに「メインディッシュはこれからだ」とドクツルダケの性質を明智はココに伝える。
“7日後に大量の血を吐いて○に至る”という事実を告げ「自分のしたことをわかっているのか」という明智と言い争うココ。
明智に「これからも天使のふりをしてアイドルをつづけるのか?」と言われるとココは「人殺しがアイドルしちゃだめって決まってるの?」と言う。
そんなココに苺は「自首しよう」と泣いて説得するが「本当に私たちの夢を助けてくれたのはマリアさんだよ。苺ちゃんじゃない」ときつく言い放つ。
立ち去るココを追いかけようとする苺を明智が「君の友人はもうこの世界にいない」と引き止める。泣き崩れる苺。
森の中の一軒家にいるマリアファミリーと田畑。
田畑は7日後にココが来ることを告げられ待つことを受け入れる。
運命の7日目が近づく。“イチゴ・デリ”の前で落ち込む苺の前に自身で作ったちくわの磯部揚げを持ってくる。「自分ではうまく揚げれない。 どんなに嫌な事件の後でも近くのデリの磯辺揚げを食べると安らぐ。 二つに一つとないもの」と伝える。
明智の言葉に励まされた苺にマリアから告げられたことを話し、「僕の事務所で一緒に暮らさないか」と明智は伝える。
苺はテンパって早口に「二人で間違いがないと言えますか」と言うと「誰が二人だと?」と明智。そこに大荷物を抱えた桃子がやってくる。
苺デリの営業もしばらく休業するように、と言われ食事の買い出しも明智が行くと言う。
明智不在の事務所に上遠野と高橋が訪れ一緒に昼食を食べて明智の愚痴を言っていると明智が帰ってくる。
犯人扱いしたことを謝罪しにきたと言う上遠野。 さらに田畑の所在不明だと告げる。
“イチゴ・デリ”のランチタイムのみ営業を許可された苺のもとにセレブマダムが現れる。
「ここのファンになったからケータリングを頼みたい。」と言う依頼に喜ぶ苺だが、明智はそれを反対する。
爆音エンジェルのメンバーに呼び出された明智はココが「7日目だからマリアさんに会いに行く」とどこかへ行ってしまったと相談され、桃子とバイクでココを探しに行く。
事務所に残った苺にセレブマダムが急なケータリングの依頼の電話をしてくる。
意気揚々と素直に従う苺は呼び出された怪しいビルの中に入っていく。
廃墟のビルには大きなエレベーター用の穴が空いており、その近くに小さなテーブルと椅子が2席がとても違和感がある。
浮かれる苺のもとにマリアファミリーが現れ、セレブマダムはマリアの変装だったと判明する。
「私、あなたとおしゃべりしたくて」というマリア。もてなしに震える苺にマリアは「余興がはじまる」とタブレットを見せてきた。そこには 青白い顔をした田畑とココが映っていた。
「会いたかった。世界一長い7日間だった」と田畑に告げるココ。
食卓に着いた田畑にあの時食べさせたパスタと同じ料理を作るココ。震える手で嬉しそうに田畑はパスタを食べようとするが血を吐いてしまう。「その顔が見たくて頑張って作ったの」と言うココに向かって血を吐きパスタに顔を落とし田畑は息絶えてしまった。
笑うココ。そこへ明智と桃子が到着する
田畑を退治した、と嬉しそうなココに「マリアはどこだ」と問い詰める明智。
ココから苺といると聞いた明智は「僕をここへおびき出したのか!」と怒るがココは不気味に笑うだけだった…
苺に「なんで明智さんなの?」と聞かれ、マリアは「これは運命なの」と言って明智との過去を語りだす。
社会人になり会社と自宅の往復の毎日を送っていたマリア。たまたま通りがかった大学の学園祭で黒毛和牛を焼く明智と出会う。そこで明智から聞いた言葉の数々が心に沁み、明智の焼いたひれステーキは最後の晩餐にしたいと思うほどの味だったと…
大切なその思い出も遠い記憶になり、現実はつまらないまま。結婚し、それが幸せと思い込んでいた時、偶然“イチゴ・デリ”で苺と言い争う明智をみかけその記憶を思い出した。
逃げようとするが鍵かかって逃げられない苺に詰め寄るマリアからさらに逃げようと苺はエレベーターの穴へ落ちてしまう。なんとかふちにつかまった苺をギリギリのところで明智が手を取り、そこへ桃子もやってきてなんとか救出できた。
桃子に苺を託しマリアのもとへ行く明智。
明智へ縋るような“運命”への思いを懇願するように伝えるマリアはだんだんとエレベーターの穴へ歩いて行く。目を離さず、その言葉を聞く明智に苺は必死に自分の思いを告げる。
「ありがとう“小林苺”」と言い明智は手を差し出すマリアを抱きとめ一緒に穴へと落ちていった。
「美食探偵 明智五郎」次回予告
次回遂に最終話!!
「さらば美食探偵」をタイトルに6月28日(日)夜10:00から30分拡大での放送となるみたいです。
詳しい内容は不明ですが、明智がマリアへ抱える想いなどがわかるのでは、と個人的に思っています。
第8話はなんとも言えない、というか。武田玲奈さんの演技から感じるココはもう救いの余地のない子のように思えてしまいましたが原作だとどう描かれているのか確認してみようかと思います。
私個人としてはそんな感想を持ちましたが、小池栄子さんのマリアの最後に明智へ伝えていた“運命”への言葉は感情が伝わってきて次回への期待を持たせてくれました。
今から次回が楽しみです。
見逃した方で最後まで読んでくださった方、もし私の記事で興味を持たれたら動画サイトでチェックしてみてくださいね。
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