6月26日(金)に遂にスタートしたTBSテレビ系列の金曜ドラマ「MIU404」
警視庁の刑事部を舞台とし、1話完結型で放送されるこのドラマは第1話、第2話と車での攻防戦が見どころでしたね。
毎週金曜日の夜10時から放送されている「MIU404」
7月10日(金)放送の第3話は一体どんな内容になるのか…
1話完結型なので、その回のみに出演するゲストキャストも見どころの一つですね。
ここでは「MIU404」第3話のあらすじとキャストの紹介と、放送後には第3話の内容も追記していきます。
金曜ドラマ「MIU404」第3話キャスト
伊吹藍 役・綾野剛さん
本作の主人公その①
警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。
元奥多摩の交番勤務。刑事としての常識はないが、運動神経と機動力に優れ、頭より先に身体が動くタイプ。
志摩一未 役・星野源さん
本作の主人公その②
警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。
常に先を見通せる抜群の観察眼を誇る。他人はもちろん自分すらも信用しないところがある。伊吹とバディを組むことにになり、伊吹の「野生バカ」ぶりに振り回される。
九重世人 役・岡田健史さん
警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。
警察庁幹部に父を持つキャリア組。今まで何事もうまくこなしてきた自身から他人に対して上から目線な態度が目立つ。
陣馬耕平 役・橋本じゅんさん
警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。
九重世人のバディ。キャリアやエリートが苦手、だが九重の面倒をみるためバディに。
特派員REC 役・渡邊圭祐さん
WEB動画チャンネルの運営者で自分の興味のあるネタを妄想を交えた配信をしている。
あるきっかけで第4機動捜査隊のことを知り深く関わることに。
糸巻貴志 役・金井勇太さん
警視庁刑事部・第1機動捜査隊所属隊員。
主な仕事は、防犯カメラの解析やSNSの監視。
我孫子豆治 役・生瀬勝久さん
警視庁刑事部のトップ。
第4機動捜査隊の設立に大きく関わる重要人物。
桔梗ゆづる 役・麻生久美子さん
第1・第4機動捜査隊の隊長を兼任。
捜査一課から警察署長を経て女性初の機動捜査隊隊長となった。
我孫子豆治とは旧知の仲らしいが…
謎の人物・黒谷智花さん
役どころ不明
「MIU404」第3話ゲストキャスト
毛利忠治 役・大倉孝二さん
西武蔵野署の刑事、向島進のバディ
「MIU404」の脚本家である野木亜紀子さんが手掛けたTBSドラマ「アンナチュラル」に登場していた人物。
第3話は「アンナチュラル」と世界戦をリンクさせた内容となるため向島と共に出演。
向島進 役・吉田ウーロン太さん
西武蔵野署の刑事、毛利忠治のバディ
金曜ドラマ「MIU404」第3話あらすじ
NEXT SPOT❣️
『MIU404』第三話《分岐点》
7月10日(金)よる10時放送!連続したいたずら通報の真相を追え!
そして、夢のコラボ✨『#アンナチュラル』の毛利刑事と向島刑事が登場!#MIU404 #tbs #金曜ドラマ#綾野剛 #星野源#アンナチュラル#大倉孝二 #吉田ウーロン太 pic.twitter.com/2mxgL65dLS— 【公式】『MIU404』第3話 7月10日(金)夜10時放送! (@miu404_tbs) July 3, 2020
第3話「分岐点」
伊吹、志摩の所属する第4機動捜隊の元に西武蔵野署(TBSドラマ「アンナチュラル」登場)から捜査協力が届く。
その内容は、西武蔵野署管内で“イタズラ通報”が多発しているというものだった。
西武蔵野署の刑事である毛利忠治と向島進(「アンナチュラル」より特別ゲスト)の話によると、その“いたずら通報”はインターネット内のゲームのルール「通報したプレイヤーが警察から逃げ切ったら勝ち」を模倣して行われている愉快犯であるとのこと…
これまでの“イタズラ通報”に応じ現場へ向かった刑事たちは犯人たちに逃げられてしまい今回の捜査協力となった。
その話を聞いた伊吹は「足で負ける気はしない」と犯人逮捕に名乗り出る。
西武蔵野署管内をパトロールすることとなった第4機捜。
後日、志摩と伊吹が西武蔵野署管内をパトロールしているとこれまでの“イタズラ通報”と同じ手口の通報が入る…
第3話から“謎の女”として黒谷智花さんが演じるキャラクターが出るようですが、その詳細は不明。予告映像の中にはいらっしゃったので登場は間違いないと思います。
物語のどんな鍵を握る人物なのか、気になるところですね。
TBSドラマ「MIU404」 第3話「分岐点」ネタバレ
警視庁に通報が入る。
「黒い服の男に追われてる」という電話ボックスからの通報だった。
近くにいた陣馬と九重は、強制わいせつ事案として女性から通報のあった電話ボックスへ向かうが、電話ボックスは空っぽでそこには黒い帽子に黒い服を着た男が待ち構えていたように現れた。
携帯で通話する桔梗。 いつもの凛とした桔梗とは違い甘い口調で電話相手に「大好き」という姿に後ろからやってきた志摩と伊吹は驚く。
二人に気付き気まずそうにしながらも何事もなかったようにする桔梗に笑いが止まらない伊吹。
伊吹ににらみを利かす桔梗。
桔梗が去った後も笑いの止まらない伊吹を制する志摩だが、伊吹は桔梗の彼氏の存在を疑い楽しんでいる。
言い合っている二人のところへ陣馬と九重がやってきた。
陣馬と九重は西武蔵野署で、西武蔵野署の刑事・寺島と向島から聞かされた“イタズラ通報”について伊吹と志摩に話す。
“イタズラ通報”は1年間逮捕できない。その理由の一つとして実際にスタンガンを使ったストーカー被害事件が起きていてその通報と混ざることで難航しているとの事だった。
“イタズラ通報”の元になってるのはインターネットで流行ってるゲームではないか、と話す陣馬。《逃げ切ったら勝ち》というゲームを実際警察に行っている。刺激欲しさにだろう、と。
コンビニでたむろす高校生。学生服を着た女の子が1人と黒に近いジャージ姿の男の子が4人集まって談笑している。
陣馬から“イタズラ通報”の話を聞き、パトロール中に通報が入らないかと嬉々として通報を待つ伊吹とその姿に呆れる志摩は第1話に破損した車の代わりに2話から乗っているメロンパンの販売ワゴン車に乗ってパトロールをしていた。
そこに通報が入り例の通報ではと現場へ向かう。
コンビニでたむろしていた女子高生が電話ボックスから「助けて」と通報していた。
電話ボックスの外には先ほど女の子と一緒にいた男の子の一人が黒い帽子をかぶりふざけて電話ボックスを揺らしている。
警察が来ることがわかると女子高生は外にいる男子学生の頬にキスをして帰宅。
残った男子学生は警察を待つがそこに来たのはメロンパンがプリントされた車に乗った伊吹と志摩だったため警察ではないのではと出ていくのを躊躇う。
「出てこい」と叫ぶ伊吹相手に怪訝そうにする志摩。
「出てこい」と言って本物の犯人なら出てこない、けれど逃げ切るゲームが目的の相手なら出てくるだろうと心理を読む。
伊吹たちの読み通り姿を現すが犯人は逃げ出さずに立って二人の方を見ているだけだった。
合図がいるんでは?と「警察だ」と叫ぶ伊吹と志摩。
それをスタートのピストルのように犯人は走り出す。
伊吹は余裕で勝てると自信満々に追うが場所が橋や歩道橋がうねうねとしていることと、 同じ格好の4人が順番に走っているせいでかく乱されてしまう。
捕まえられなかったことに落ち込む伊吹のもとに車で迎えにきた志摩。「余裕じゃなかったのか」からかうが「あれはいんちきだ!ウサインボルトだってリレーには勝てない」と犯人が1人ではなく複数だと気づいた。
証拠はなく雰囲気だと言う伊吹に辛辣な九重。
ただ志摩は伊吹が追いかけている間、現場となった公園の裏に回り犯人の4人が公園裏の自販機の前に合流していたのを目撃していた。
犯人の4人が集合していた自販機は「見守り自販機」で防犯カメラが付いているのでそこに証拠が残っていた。
報告、食事をして仮眠する第4機捜。片づけをする志摩と九重。
九重は伊吹を罵倒する言葉を並べる。それに対し、志摩は伊吹には俺たちにないものがある。と話をする。「人生を変えるスイッチ」「障害物の数は人それぞれ」「そのスイッチが人をどう変えるかわからない」
“イタズラ通報”をしていたのはバシリカ高校に通う生徒だった。
犯人の一人、成川は陸上部の部室に貼られた「使用禁止」の貼り紙を破り、そこにあるスパイクに足を通しながら止まらない涙を拭う。
見守り自販機からバシリカ高校を疑う寺島と向島はバシリカ高校へ行くが、バシリカ高校には陸上部はなく悪臭に満ちた笑顔の校長に「そんな生徒はいない」とあしらわれてしまう。
安孫子から今回の“イタズラ通報”=虚偽の通報に第4機捜を使おうと提案を受け、正式な捜査協力依頼が第4機捜に届く。
他校に聞き込みをはじめた第4機捜。
写真に写っていた4人は確かにバシリカ高校の陸上部だとわかるが、陸上部は去年廃部になっていた。
成川たちが相変わらずコンビニでたむろしているところに男児を連れた黒谷智花(役名なし)がやってきた。 たむろしている成川たちをコンビニの店員は帰らせるように怒鳴ると、男児が泣き出し、それを慰めようと成川はジュースを購入し謝る。
他校に聞き込みを続けると他校の生徒から「入賞をする人もいたし、次こそは、と意気込んでる人もいたけど、バシリカ高校とは関わりもつなって先輩から言われている」と聞く。
その理由として成川の先輩たちがトローチのような薬を売りつけていた事がわかった。
それは「ドーナツEP」という六本木を中心にでまわった中毒性が強いドラックだった。
大きな花柄のシャツに赤いレザーのジャケットを着た男が「ドーナツEP」を眺める。
校長から「警察に聞かれても何も答えるな」と口止めをされる成川と勝俣。
ドラッグの件は自分たちは関係ないと訴えるが「連帯責任だと言った」といくら陸上部復活を懇願しても話を受け付けない校長たち。
拭えない苦しみから「最後にもう一度」と成川たちは犯行を選ぶ。
虚偽の通報した声がすべて同じ波長である事や多くの疑惑からバシリカ高校の元陸上部の仕業だとわかるが「学校が許可しないだろう」と渋る寺島に無理やりにでもと桔梗は捜査を進めることを決める。
こんな状態でもう通報はしないだろうと九重が言うが、伊吹は「走りたいから、ただそれだけでもう一度ある」というその意見にのりパトロールをすることに。
緊急通報が入りその声が“イタズラ通報”をしていた成川たちの友達マキと同じとわかり現場へと向かう第4機捜。
「自首すんなら今だぞ」と現場に着き成川たちを脅すがそれでも走ることをやめなかった。
高校生と競争を始める伊吹。成川たちはバトンの変わりに帽子を、ワイヤレスイヤホンを使い通話をしながら逃げる。
第一走者が陣馬達に捕まり焦るがもう止まれない。
自転車で第二走者を志摩が追う。
そんな時マキの元に合羽をきた男が「かわいいね」と話しかけてくる。反抗的なマキにスタンガンを使って男は脅す。男からにげ電話ボックスから通報するが今までの虚偽の通報で声が知られているのでまた虚偽の通報では、と疑われる。
ストーカー事件の犯人であろう男は片手にスタンガンを持ち台車を引きずりながらマキを追い詰める。
明らかにおかしいと思った女性警察官から陣馬たちに通報の件が伝わる。
伊吹が追っていた勝俣は捕まったあとマキがストーカーに連れ去られたと聞き伊吹と共に陣馬たちのいるマキの靴の片方が落ちている通報場所に向かった。
成川は九重に追われていたが距離を保ち逃げれていた。マキの真の通報を聞いた九重は成川を追うのを止め陣馬たちと合流する。
通報があってから7分。まだ近くにいるであろうと隠れれそうな場所の捜索をはじめる。
クビと手にインシュロックを付けられ台車に乗せられたマキは目を覚まし叫ぶが声は届かない。
台車の跡に気付いた志摩はその跡をたどり、もう片方の靴を発見。
「すぐに来い」と伊吹を呼ぶ。
スタンガンで脅されて涙するマキ、そこへ犯人に飛び蹴りをかまし伊吹が到着した。
マキを慰めようとする伊吹の足に犯人はスタンガンんをあて逃げようとするそこを志摩がおさえるがスタンガンを浴びてしまう。
伊吹が犯人を抑えもめ、下階にあったコンテナに溜まった水の中へ犯人は落ちてしまう。
さらにバランスを崩した志摩と伊吹も水の中へ。コンテナから抜け出した犯人はコンテナの水に向けてスタンガンを打とうとするが陣馬が間に合い確保。
勝俣とマキ、後輩の2人のは家庭裁判所預かりになった。
「甘い」という九重だが、彼らはネットに学校名と顔写真がのり罪以上の「社会的制裁をうけた」と桔梗が言う。 「世間が好き勝手制裁をしてはいけない」と怒りを抑えられない桔梗。
「飲みに行こう」と第4機捜のメンバーと桔梗を誘う伊吹だが、「これからデート」と桔梗には断られる。
桔梗には幼い息子が一人いて以前の電話も息子からだと陣馬と志摩は言う。
黒谷智花と男児が水族館にいるとそこへ桔梗が、黒谷が連れていた男児が桔梗の息子だった。
一方、九重が逃がした成川は自宅へも帰らず行方不明になっていた。
歩道橋の階段にジャージで身を隠し怯える成川に関西弁の男が近づいた。
その男は赤いレザーのジャケットを着た先ほどの男で、陸上部の先輩だと殴りかかる成川に「陸上部の先輩とちゃう。俺は成川君の味方や」と言う。
つらかっただろ、と成川に寄り添う男は「ドーナツEP」の入った小瓶を成川に示す。
7月10日(金)放送「MIU404」第3話・分岐点 まとめ
今回の放送は人に訪れる分岐点で何を選び、その選択で人生がどう変わるのか。
そういったテーマでしたね。
まだ役名も不明ですが黒谷智花さんも出てきましたし。
成川君の今後を変えてしまう人物として関西弁の男を菅田将暉さんが演じていました。
成川くんの選択は成川くん自身の選択でもありますが、未成年の場合本人ではなく周りが導いてしまう選択があるというのが描かれていると思います。
九重が逃げた成川君のせいにして逃がしたことだけに目が行きがちですが、校長の選択、他の教師の選択だったり、自宅にも帰れなかったということは親との関係も成川君は救いがなかったのかもしれません。
そういった周りの大人たちの選択が、ただ陸上をしたいという彼の選択を汚してしまったのだと私は思いました。
嫌な予感しかしませんが成川君のことはしっかりと描いてほしいと思います。
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