『MIU404』最終回!あらすじ&ネタバレ!結末は久住確保なるか…【15分拡大SP】

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MIU404
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TBS系列で毎週金曜日夜10時から放送されている金曜ドラマ「MIU404

9月4日(金)の放送は15分拡大スペシャルでついに最終回を迎えます!

終了前からすでに“ロス”になっている方が多くネット上で話題となっていますね。

菅田将暉さん演じる久住を第4機捜は逮捕することができるのか…

そして第4機捜の存続は…

気になる最終話を追っていきますのでぜひ最後までお付き合いください。

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金曜ドラマ『MIU404』キャスト

伊吹藍 役・綾野剛さん

本作の主人公その①

警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。

元奥多摩の交番勤務。刑事としての常識はないが、運動神経と機動力に優れ、頭より先に身体が動くタイプ。

志摩一未 役・星野源さん

本作の主人公その②

警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。

常に先を見通せる抜群の観察眼を誇る。他人はもちろん自分すらも信用しないところがある。伊吹とバディを組むことにになり、伊吹の「野生バカ」ぶりに振り回される。

捜査一課時代の相棒・香坂を追い詰めてしまい救えなかったことを公開しながら刑事を続けていた。伊吹のおせっかいでその出来事に向き合い新たに刑事としての決意をもつ。

九重世人 役・岡田健史さん

警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。

警察庁幹部に父を持つキャリア組。今まで何事もうまくこなしてきた自身から他人に対して上から目線な態度が目立つ。

陣馬耕平 役・橋本じゅんさん

警視庁刑事部・第4機動捜査隊所属隊員。

元第3機動捜査隊で桔梗とバディを組んでいた。

九重世人のバディ。キャリアやエリートが苦手、だが九重の面倒をみるためバディに。

特派員REC 役・渡邊圭祐さん

WEB動画チャンネルの運営者で自分の興味のあるネタを妄想を交えた配信をしている。

あるきっかけで第4機動捜査隊のことを知り深く関わることに。

本名・児島弓快

糸巻貴志 役・金井勇太さん

警視庁刑事部・第1機動捜査隊所属隊員。

主な仕事は、防犯カメラの解析やSNSの監視。

我孫子豆治 役・生瀬勝久さん

警視庁刑事部のトップ。

第4機動捜査隊の設立に大きく関わる重要人物。

2年前の裏カジノ事件総指揮官

桔梗ゆづる 役・麻生久美子さん

第1・第4機動捜査隊の隊長を兼任。

捜査一課から警察署長を経て女性初の機動捜査隊隊長となった。

我孫子豆治とは旧知の仲らしいが…

幼い息子が一人。2年前の裏カジノ事件をきっかけに羽野麦と同居し匿っている。

桔梗ゆたか 役・番家天嵩さん

桔梗の息子

羽野麦・黒川智花さん

2年前の裏カジノ事件でカジノオーナーの“エトリ”が経営していたピアノバーで働いていた。

エトリを捕まえるために桔梗に協力し、その後エトリの陰に怯え、桔梗と生活を共にしている。桔梗が仕事している間、桔梗の息子・ゆたかの面倒をみている。保育士の経験あり。

久住 役・菅田将暉さん

六本木界隈で出回っているというドラック「ドーナツEP」の売人

第3話でバシリカ高校の生徒・成川岳に接触。関西弁を話し、派手な格好をした人物。

未だ素性は謎。

成川岳 役・鈴鹿央士さん

バシリカ高校元陸上部の3年生。

先輩たちが「ドーナツEP」を売りさばいていた事で、連帯責任として陸上部を廃部にさせられてから西武蔵野署管内で“イタズラ通報”虚偽の通報を繰り返し、捜査協力を受けた第4機捜に追われる。

同じイタズラを繰り返していた生徒は第4機捜に捕まり罰を受けたが、成川は九重が追跡を止めたことで逃げ切り、自宅にも帰らず身を隠しながら街にいたところ、久住に接触される。

久住に利用されドーナツEPを売ったり、闇金融に関わっていたが第9話で羽野麦に関り自首し逮捕された。

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「MIU404」最終回・あらすじ

『MIU404』第10話あらすじ&ネタバレ!久住(菅田将暉)の正体とは?
TBS系列で毎週金曜日夜10時から放送されている金曜ドラマ「MIU404」 いよいよクライマックスに近づき8月28日(金)で第10話になります。 ずっと謎だった“エトリ”の正体がわかり、しかし、黒幕は菅田将暉さん演じる久住だったこともわかり...

久住が404と児島の行動に苛立ち起こしたと思われた都内12か所の爆破テロは全て久住がつくりだしたフェイクであったが、振り回された伊吹と志摩は久住を逃がしてしまう。

久住の捜査を行う第4機捜だが、久住によって犯人が乗っている車だと404のメロンパン車両がネットで拡散されてしまったため、メロンパン車両は使うことが出来ず、いつもとは違う車で伊吹、志摩は密行捜査を行っていた。

その車中、志摩の異変に気付いた伊吹は、志摩に「態度がおかしい」と追及し、結果、もめた二人はギクシャクしてしまう。

志摩は、ドーナツEPの製造工場を探していた陣馬が、久住の指示で工場を移転しようとするトラックにひき逃げされておりその救急搬送が爆破テロの大混雑により遅れてしまったのを「フェイクにもっと速く気付けていれば」と自分を責めていたのだった。

陣馬の相棒である九重も、陣馬と共に行動できなかったのを悔やみ、桔梗も隊長としての責任を痛感していた。

陣馬の負傷を聞き、それぞれが無力感にさいなまれている中伊吹は…

密行捜査を行うが依然と久住の手掛かりはつかめずにいる。

このままでは、久住確保が出来ないまま第4機捜の解体が決まってしまう。

 

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ついに最終回を迎える「MIU404」

私としては、久住が何を考え行動しているのか、そこをどう描いてくれるのかに注目したいです。

それと、陣馬が無事戻り、九重にどう向き合うのかも注目しています。

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「MIU404」最終話・ネタバレ

陣馬がドーナツEPを運ぶトラックにひき逃げされ入院し10日が立っていた。

その病室は多くの見舞いの品に溢れ、10日間目を覚まさないままの陣馬を子供たちが見守っていた。

桔梗は陣馬が目覚めて元気になるまで、と警察が守ることを誓うが、娘は傷だらけで覚めない父が「このままでは」と不安に涙をにじませた。

その頃、久住はオリンピックのチケット売買について電話をしていた。久住が電話する横にあるテレビには新国立競技場の完成に向けたボランティア募集が放送され、久住はそれに目を移す。

401の車で捜査をする伊吹と志摩。

404の車は、久住により犯人の車とネット上に拡散されたため使うことが出来なかった。

第4機捜を外された九重と負傷した陣馬、不在となった401の車両を使ていると糸巻にそのことを聞く九重。

404の件を安孫子に報告する桔梗。自浄作用が効き404の世間の疑いはネット上のみなくなったと言う桔梗。

しかし、安孫子は通信指令本部からの報告と、久住のフェイクのせいで多くの国民が救急車の利用が間に合わないなど被害が多大だったと言う。

糸巻とそのことを話す九重は、陣馬の搬送もフェイクのせいで遅れた、と拳を握り「自分がいれば」と悔しさを隠せない。

通報を受け404が向かった新国立競技場の前では国民がオリンピック招致反対のデモが起きていた。

伊吹は「オリンピックを楽しみにしてる」と言い、陣馬の推薦で聖火ランナーに応募もしたと明るく話す。

心ここにあらずの志摩に、伊吹が「雰囲気が変」と言うが気のない返事が続き「言いたいことがいるなら」と続ける伊吹に「昔の自分ならフェイクであろうと事実だろうと久住逮捕に向かっていた」と陣馬が事故にあった日の自分を責めて「他人に意見を信じるなんて」と伊吹に判断をさせたと伊吹を否定するようなことをつぶやいた。

蒲郡の面会に行く伊吹だが、蒲郡は誰にも会わないと差し入れも受け取らず帰ることに。

蒲郡が逮捕されるときに行っていた「刑事の自分を捨てても俺は許せない」と言う言葉を目を見開きながら真顔で繰り返し歩く伊吹。

その足で陣馬の見舞いに向かうと先に来ていた九重と会う。

有給消化中だと言う九重をからかいう伊吹。

志摩の事を尋ねられても「しらねえ」とそっぽを向き、成川の証言から作成された似顔絵を見る。そして「刑事を捨てても俺は許さない」と九重を背に呟く。

志摩は爆弾テロの犯人と疑われ留置所に10日入っていた児島を待ち伏せる。10日で出てこれたのは志摩が久住とパソコンを間に会話したのを録音していたおかげと言う。

児島に欠片の同情も見せず、久住を探すために「俺に協力を」と言う志摩。

「警察のルールの中では久住に勝てない」と言う志摩に児島は「警察辞めるの?」と問う。

志摩は「辞めたいのかもしれない…もう疲れた」と呟く。児島は「このままじゃ終われない」と言い「借りは返すよ」と志摩に協力することを決めた。

久住の持つスマホケースは希少なクリスタルが付いており、それを手掛かりにネットを使い捜査をすることを決めるが、ネット精通している久住にバレずに注目を集める方法を、と二人は頭を悩ませる。

羽野とゆたかと外で食事をする桔梗。

ネット上に広められた羽野の映像は完全に消せないと申し訳なく言う桔梗に、羽野は憮然としていた。

外で怯えずに食事が出来る事、また保育園で働けること、不安もあれど「井戸の底を想えば怖いものはない」と言う。

ただ「もう少し居候を」と申し訳なさそうに言う羽野に「いつまでもいていいよ、うちから嫁に行ってもいい、嫁に行かないなら老後二人でも」と言う桔梗。

その言葉に涙を抑えれず顔を追う羽野「大事なものをなくしちゃうのに」と桔梗を心配する。

久住のフェイクの件で隊長を退くこととなった桔梗。機捜のメンバーの前で挨拶をする桔梗の声を九重はスマホを手に陣馬に聞かせている。

陣馬とはバディも組んでいた桔梗は「無念」と悔しさに声を詰まらせていた。「隊長として久住を逮捕したかった」と悔いは残るが「志を継いでくれると信じている」と隊にエールを送った。

糸巻は桔梗が考えつくったものに想いをはせ「隊長が変われば変わる」と呟いた。

そして「ネットで妙な似顔絵を見つけた」と伊吹と志摩に声をかけると、志摩が桔梗に呼び出された。

糸巻の話を聞く伊吹。「久住の似顔絵がネットで拡散されている」との話に「警察から漏れた?」と聞くが、成川の証言で作成したものとは別の似顔絵だと言う。

桔梗に呼び出された志摩も同じことを話されていたが、桔梗は「志摩がやった?」と志摩を問い詰める。

伊吹も「志摩がやったのでは」と感ずき糸巻にあるものを貸してほしいと言う。

桔梗は、九重からの報告で「伊吹が久住を殺しかねないと言ってる」と志摩に言うと、それを聞いた志摩は「奥多摩に戻しましょう」と提案する。

桔梗と話を終え出てきた志摩に伊吹が「お前がやったの」とおちゃらけて声をかえるがしまは伊吹を冷たくかわし「お前を奥多摩に戻すことにした」と冷たく吐き捨てた。

それを聞き志摩を殴った伊吹は「喧嘩売ってんのか」と志摩の胸倉をつかむ。

ずっと不穏な空気を漂わせていた二人の関係は最悪な状態となり亀裂が入ってしまった。

一方、クルーザーに乗りビールを片手にスマホを見る久住は、志摩が載せた似顔絵掲示板を目にし「似とらん」と言い、そのサイトのURLには「わかりやすい罠」と言い見に行かなかった。

久住はクルーザーで最新のドラッグを一人の外国人と作っていた。

児島と情報を募ったサイトを見る志摩。似顔絵は「拡散され情報が集まってきた」と言う児島。

URLをクリックすると久住のスマホの写真の情報を集める掲示板に繋がるようになっており「罠」と考える久住は気付かないだろう、わざと分かりやすくつくっていた。

寄せられた情報の中で有力なものは、ロンドン在住の男性と久住がやり取りしてるだろうというものだった。

友人登録したものとしかメールのやり取りをしないというその男性。

児島がメールを送ったが返事はない、と聞いた志摩は、イギリスのICUに警察庁から捜査依頼をかけると言った。

警視庁の父のコネを九重に使わせ情報を得た志摩。「陣馬のために父のコネを使った」と言う九重は「筋の通ったやり方ではない」と「何を考えてるんですか」と志摩に聞く。

ロンドン在住の男のメール履歴で疑わしいものに「東京湾マリーナ」というのがあり、そこに2件のメールを送っており、何かの暗号か、そこに「G11」とあった。

九重に伊吹のことを聞かれるが、伊吹の事を冷たく言い「信じなければ良かった」と言う志摩。

伊吹は、それをマイクで聞いていた。

最後まで志摩の言葉を聞かず、自分の事を不要、相棒なんて一時的と言う志摩の言葉に伊吹はマイクを外し歩きだした。

九重に、志摩は「伊吹は危なっかしいけど正しい、あいつには正しいままの刑事でいてほしい」と最後に言う。

そんな志摩に「つまり刑事らしくないことをしようとしてるんですか?」と問われると「誘導尋問うまくなった」とあしらう。

九重は「陣馬さんに志摩もいなくなったら」と志摩を説得しようとし「単独行動禁止ですよ」と念を押す。

九重と別れたあと、コイントスをし、このまま動くか、止まるかを決めようとするがコインをうまく回せず下に落としてしまう。

落ちたコインを下にあったカバンから探そうとすると、カバンのポケットから盗聴器を発見する。

糸巻に電話をし確認をすると「伊吹に頼まれた」と謝ってきた。伊吹の様子から「隊長に報告を」という糸巻を「何も言うな!」と志摩は久々に声を荒げとめた。

伊吹に「どこにいる!」と電話する志摩。電話口で伊吹は「相棒は一時的なもの」と志摩の言葉を繰り返した。

盗聴されていたことから伊吹が、東京湾マリーナにいると感ずく志摩。

久住はビール片手にクルーザーの近くの施設に郵便物が来てないか聞きに来ていた。

そこで久住の前に現れたのは従業員を装った伊吹だった。

伊吹の顔を知っているが知らないふりをして「G11」宛に郵便物が届いてないか聞く久住。

「何も来てないですね~」という伊吹に「どうも」と去ろうとする久住。

伊吹は「ここではトラッシュって名前なんだって」と引き止め、成川の証言で作った似顔絵を見せる。

「クズ、ゴミ、ガラクタ」と久住が名乗ってきた名前を言う伊吹は「一対一で話がしたい」と久住に言う。

久住はそれに応じる。クルーザーまでわたされた足場を歩きながら話す二人。

伊吹が「なんで相棒を殺した?」とエトリの事を言うと、久住は「あれは人形」と軽く言う。

「お前にとって人なのは誰なの?」と言う伊吹に「人情話?」と笑う久住。

「だって分かんねえんだもん」と言う伊吹に「わかってどうするん?」と久住が聞くと「許すかどうか決める」と伊吹は声を落とした。

「お前は神様か」と返す久住。「頭悪い奴は死ねばいい」と自分がつくったドラックを使った人間や自分のせいで罪を犯した人間を笑う久住に「お前こそ神様か」と伊吹は怒りをにじませる。

「神様はもっと残酷だ」と緩めていた顔に冷たさを戻した久住は「神様は指先一つで人を殺して、ぱっと忘れる」と言う。

そして調子をもどし「警察ぐらいやろ。身を危険にさらして働いてる。同情するで」と伊吹に言う。

伊吹は「自首しろ」と言うが「何もしてへん」と言う久住。

伊吹はたまらず、ドーナツEPを運ぶトラックに陣馬がはねられた話をすると「車くらいよけろや」と久住は言い「死ぬ運命やった」と続け「ほな」とクルーザーに逃げて行った。

あとを追った伊吹。久住の入った扉を叩きながら異臭に気付く。

異臭がする方の扉を開けるとそこにはドーナツEPや新しいドラッグがありそのにおいが蔓延していた。

防護服をきた人間に押され伊吹はその部屋に閉じ込められてしまう。

伊吹を追い東京湾マリーナについた志摩はクルーザー番号の「G11」を見つけ警棒を準備しクルーザーに向かう。

伊吹が閉じ込められた部屋は隙間が空いており意識を失った伊吹を見つけた志摩は伊吹に声をかけるが反応はない。

「やっぱもう一匹おった。」と上から声がし、志摩が上を仰ぐと久住がガスマスクをして覗いていた。久住に迫る志摩だが久住と、船に乗る男に同じように部屋に押し込まれてしまった。

1日たち目を覚ました志摩。

伊吹は未だに目を覚まさずにいる。そんな志摩に気付き、久住は「俺と組まへん」と言い「警察と組みたかった」と言う。

「二人ともこれだけいなくなれば警察が捜索をはじめる」と言う志摩に「別々で来た」とそれぞれが勝手にしたこと「それに警察は反応しない」と言う。

意識のない伊吹の鼻と口を塞ぎ殺そうとする久住に島が拳銃を向ける。

「機捜だから拳銃をもっている」という志摩に「ますます機捜の友達が欲しい」と久住は嬉しそうにする。

「自分は簡単に引き金を引ける」と言う志摩に「(自分と)一緒やん」と言う。

立ち上がる志摩に後ろから頭に銃を向けられる。

同乗していた男が向ける銃。志摩は「打ってみろ」と言い「銃声で伊吹は目覚める、俺がし死んでたら伊吹が何をするかわからない」と言い駆け引きをする。

銃声が響き伊吹は目覚める。が、クルーザーは無人で誰もいない。

「おはようさん」と久住は上でビールを飲みながら伊吹に話しかける。

志摩の事を探す伊吹に「志摩なんかいない。ラリってたの?」と笑う久住。

伊吹にも「俺と組まへん?」と誘う久住。警察として「俺みたいなクズを救う」と言う伊吹に「どうしても許されへんかったら殺すしかない」と言う久住。

しかし、伊吹は「俺は刑事だ。」と言い放つ。

「それにぶら下がってないとおれんのやろ」と伊吹を見透かしたように言う久住。「何故ひとりできた、いらん言われてだから一人なんやろ」と続ける久住は「こうなったのはお前のせい」と伊吹に言い指をさす。

久住の指の先のドアノブには血が滴っていた。

不安を抱き伊吹がドアを開けると、頭を打たれ血だらけになった志摩が倒れてきた。

志摩の横に転がっていた拳銃を手にする伊吹。それを細い息のなか止める志摩。

伊吹に何か言葉をかける志摩だが、それを割るように「今がチャンス、相棒のおかげで逮捕できる」と久住は選択を迫ってくる。

伊吹は銃を撃ち久住はその場に倒る。伊吹は志摩に声をかけるが、志摩は息を引き取ってしまった。

それから1年近くたちオリンピックがやってきた。が…

 

時は巻き戻り、志摩と伊吹はクルーザーに閉じ込められ手足を縛られ意識を失っている。

病室で回復を待つ九重は陣馬に声を変え続ける。

今まで陣馬と過ごしてきた日々を想い「もっかい一緒に酒飲みましょうよ!」と涙を流し声をかける九重の頭に、目を覚ました陣馬が手を置く。

たくさんのお見舞いのうどんに囲まれている陣馬。九重が機捜名物の事を話しながら声をかけていたのが届いていたのかはじめの言葉は「博多うどんは腰がねえ」だった。

倒れる二人に九重から陣馬の回復のメールが届く。

その受信のバイブ音の振動で落ちた携帯の音で伊吹は目を覚まし、志摩を見つけ声をかけ志摩を起こす。

ドッラグが蔓延した中にいた二人は、蝕まれる頭を戻すため、伊吹は志摩に頭突きし、志摩も伊吹に頭突きを返す。

「悪い夢をみた。」と言う志摩。お互い歯を使い手足にあるガムテープをちぎり九重の知らせを見て、そこに映った陣馬の姿に笑みをこぼす。

クルーザーは海上を走っていた。二人は海に飛び込み近くを動く船に救助を求める。

それに気付いた久住は「海外逃亡だと」とさらにスピードを上げる。

その件を海上自衛隊から報告を受ける桔梗は現場の指揮の許可を安孫子に頼む。

渋る安孫子に自分たち警察の存在意味を力強く言い、それを受け取った安孫子は新隊長を抑え桔梗に指揮をとらせる。

このまま海上で海外逃亡が出来ないとなった久住はクルーザーを陸に着け、足で逃げだす。

近くのクルーザーの陰に隠れ、駆けつけた警察を逃れ、履歴からプライベートジェットをもつ人物に電話をする。

九重がメロンパン号で東京湾に二人を迎えにきた。

MIUのジャンパーに袖を通し、志摩は伊吹に単独で暴走したことを謝罪する。

喜び笑顔になる伊吹。そんな二人を声をかけ九重は車を動かす。

警察総出で久住の捜索に動く中、404も目を光らせ、屋形船にいる久住を見つける。

逃亡のためにプライベートジェットを貸してほしいと、屋形船をかし切ってる知人に頼む久住。

久住を見つけた伊吹は足で船を追うが、久住はそれに気付いき身を低くする。

橋から船の上に飛び降りた伊吹は久住を追い船の中へ。

逃げた久住を追い船上で向かい合う二人。船が橋の下を通る時、橋に捕まった久住は橋の上まで自力で登る。

しかし、そこに志摩が自転車できたのに気づき逃げるが向かいからメロンパン号に乗った九重が挟み、川には船を折り返した伊吹が

伊吹の船に降りた久住。「後ろに気をつけろ」と言いながら次の端の「頭上注意」の部分に額をぶつけに行く。

血を流し横になる久住。伊吹が声をかけると起き上がりながら「船には連れがいっぱいいる、血を流したのは警察の暴行事件になる」と言い下に降り演技するが、船にいる人間はすべてドーナツEPに毒され久住に関心を持たなかった。

「お前の描いた世界だ。」と久住の頭の傷を布で抑えながら言う404。

久住を逮捕し1か月がたった。

機捜に松葉杖をつきながら復帰した陣馬。警視庁で自分が出来る事を、と安孫子にリストを渡す九重。

桔梗から久住は完全黙秘を貫いていると聞く伊吹と志摩は、捕まった直後久住が病室で言ったことが全てかと考える。

本名を聞かれた久住は「俺は、クズ、ゴミ、ガラクタ」と言うだけ「どこで育った」の問いには「何がいい?どんな悲惨な生い立ち?」と言い「俺は、お前たちの物語にはならない」と顔を覆うだけだった。

桔梗の報告を聞き、久住があのままだったら起きたであろうことを考え話す伊吹と志摩。

最後、伊吹は志摩に「警察辞めたりしないよな?」と聞く。

 

2020年7月、オリンピックのなくなった国立競技場を眺める伊吹と志摩。

これからどうするかと、完成した新国立競技場を眺めながら未来に想いを馳せる。

 

第11話<ゼロ>

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「MIU404」最終回・まとめ

惜しまれる声が多かった「MIU404」

皆さんにとってどんなラストだったんでしょうか?

私はなんだか続きを感じる終わり方だな、と思いました。

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