『美食探偵 明智五郎』ドラマ最終回!第9話のあらすじ&ネタバレは?結末も紹介!

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2020年春の新ドラマとして4月から放送されていた日本テレビ系ドラマ美食探偵 明智五郎も6月28日(日)の放送でついに最終話を迎えます!!

最終話として6月28日(日)は夜10時から通常より30分拡大スペシャルで放送されるそうです。

第8話の放送のラストで苺から離れマリアと奈落の底へ落ちていった明智五郎がどうなったか…マリアの望む“最後の晩餐”への計画はどうなっていくのか…気になる内容が完結されるみたいですよ。

第8話を観れていない方は、このホームページでもネタばれを紹介していますし、まだティーバーなど無料サイトでも観れると思うのでぜひチェックして最終話に控えてください!

東村アキコさんの原作は完結していないので、ドラマではどんなラストを描くのか今から楽しみです。

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ドラマ「美食探偵 明智五郎」主要キャスト

明智五郎 役・中村倫也さん

物語の主人公となるのはボルドーのスーツと緑のループタイがトレードマークの明智五郎

年齢は30代の美青年。表参道の一等地で「江戸川探偵事務所」を一人で営む。

実家は「扇屋」という老舗百貨店。

食への関心をもったきっかけは祖父からの教え。

食に関する多くの知識を活かして事件を解いていく。

突如「江戸川探偵事務所」に訪れた一人の女性と明智五郎の出会いから物語が動き出す。

小林苺 役・小芝風花さん

ワゴン販売のお弁当屋さん「イチゴ・デリ」を営む年齢21歳の女性。

「江戸川探偵事務所」の向かいで営業していたことで明智五郎と出会う。

お弁当の代金を踏み倒している明智五郎に文句を言いに「江戸川探偵事務所」へ訪れた時、明智五郎と共に“女性”と出会う。

明智五郎に“小林一号”と呼ばれながら探偵の仕事でもこき使われて多くの事件に関わることとなる。

明智五郎への恋心を実感しても叶わないものと諦めるが“料理人”として明智五郎のそばに残っている。

第8話で明智を引きとめるために自分の心を明智へ叫ぶが明智はマリアと共に落ちてしまった。

上遠野透 役・北村有起哉さん

神宮前署捜査一課の刑事で高知県出身。土佐弁が特徴。

明智五郎とは顔見知り。

離婚経験があり、一人娘の小春とは月に一回会っている。

第7話で地下アイドル好きが発覚し、ココが所属する「爆音エンジェル」のメンバー・みわの大ファン。

高橋達臣 役・佐藤寛太さん

上遠野透の部下の新人刑事。東大卒のキャリア組。

明智に心酔しており先輩である上遠野の静止も聞かず捜査内容を明智に横流ししてしまう。

桃子 役・富田望生さん

苺の親友で、保育園からの幼馴染。

食べることが好きで苺と一緒に色んな食べ物を食べ歩きしているシーンがある。

明智への恋心を持ちながら明智の助手を務めている苺を心配して明智の助手をする場面がある。明智からは「小林二号」と呼ばれ、桃子が乗りこなすバイクの後ろに明智が乗っているシーンもある。

明智寿々栄:財前直見

明智五郎の母親で、五郎がこの世で唯一頭の上がらない存在です。

代々続く一流デパート・扇屋百貨店に嫁入り、現在は副社長として経営手腕を発揮しています。

義父・明智五十六と息子・五郎は超美食家なのですが、残念なことに寿々栄はめちゃくちゃ味オンチらしいですね。

明智六郎:草川拓弥

明智の弟で、可愛い系のイケメン男子です。

性格はかなりの天然かつマイペースで、兄とはまた違った意味での自由人として描かれていますね。

ちなみに味覚に関しては母親に似てしまい、味音痴です。

小松崎:モロ師岡

執事として明智家をサポートする小松崎。

先代の社長・五十六の頃から明智家にいるらしく、手際よく切り盛りする優秀な執事ですね。

五郎と母親の寿々栄の仲が悪いことに頭を悩ませていますが、マイペースに突き進む寿々栄には何も言えず、執事としての職務を全うする毎日です。

マグダラのマリア 役・小池栄子さん

物語の主軸となるキーパーソン。明智五郎と苺がいる「江戸川探偵事務所」に訪れた例の女性。

夫の浮気調査をしてほしい、と相談に来たのがはじまり。

夫は自宅で同じ料理ばかりを作るように女性へ言いそれ以外は許さず、魚料理のみの生活。それなのに、そんな夫が香辛料のニオイをまとって帰ってくることが増え女性は浮気を疑い「江戸川探偵事務所」に訪れた。

明智の言葉をきっかけに夫を包丁で首を切り、その後明智との食事で想いを吐露したあと崖から飛び降りた。

命を落としたと思われたが、「マグダラのマリア」と名前を変え明智への狂った愛を綴ったハガキを送ってきた。

ネットを通じてどうしようもない苦しみや憎しみを抱えた人を促して手を貸す。

その人々と家族=マリアファミリーとなり数々の殺人事件を行う。

地球上にマリアと明智の二人になって“最後の晩餐”を行うために浄化を行っているといい、明智の傍にいる苺を嫌悪している。

ついに第8話で苺を〇すために動き出した。

古川茜 役・志田未来さん

マリアファミリーの一人。別名・林檎

青森にある実家の林檎農園の手伝いをする女性。

大学進学を期に東京へ行った彼氏が東京で浮気をしていることをSNSを通じて知ってしまう。東京へ行った彼氏のために度々食べ物などを詰めた荷物を送っていた茜はその中に実家の林檎で作ったジャムを入れていた。

そのジャムは亡き母から教わった茜にとって大切なもので、それを彼氏のSNSに写っている浮気相手が美味しそうに食べているのをみて憎しみを募らせる。

そんな時マリアと出会ったことで、マリアが浮気相手を狙うことに了承してしまう。

件に直接関わっていない茜は警察に事情聴取されるが捕まらず、マリアファミリーの一員・林檎としてマリアの手足となる。

伊藤 役・武田真治さん

マリアファミリーの一人。別名・シェフ

フレンチレストラン「ラ・ベリテ」ドラマでは「メゾン・ヴェリテ」のオーナーシェフ

料理の腕前は優秀で明智や苺も舌を唸らせた。

客の一人がグルメアプリに悪評を書いたことで店に大打撃があり、その客に対して憎しみを抱く。

パリのビストロで修行中にマリアと出会っていた伊藤は、その客の命を狙うようマリアの指示を受けた。

その後、マリアファミリーの一員となり、実行犯として活動している。

桐谷みどり 役・仲里依紗さん

マリアファミリーの一人。別名・れいぞう子

明智の高校時代の同級生である桐谷和宏の妻。

料理が好きで、結婚当初愛する夫のために自分の料理で真っ白で大きな冷蔵庫を満たすことを夢見て張り切っていたが、夫の実家から味の濃い姑の料理がいつも大量に送られてくるため真っ白な冷蔵庫はそれでいっぱいになってしまった。

何度も和宏に訴えたが夫は姑の料理ばかり口にしてみどりの料理を平気で貶した。

すがる場所のないみどりは相談サイトに「れいぞう子」というハンドルネームで投稿したところマリアと出会う。

マリアに促され、和宏を刺してしまうみどり。その後みどりのマンションに訪れたシェフと共に和宏を浴室でバラバラに解体する。

明智が上遠野を伴いみどりのマンションに訪れたが隙をみて脱走したみどりはマンションのダストシュートに身投げして行方不明となっていた。が、第7話のラストに再登場し、第8話でマリアファミリーと合流した。

ココ 役・武田玲奈さん

第7話から登場した苺の高校時代の同級生。

地下アイドル「爆音エンジェル」の一員としてメンバーと共にさらに活躍できる場へ向けて日々努力している。

しかし、醜悪なストーカーに悩み苺に相談し「江戸川探偵事務所」に訪れる。

メンバーのひながココを待ち伏せるストーカーに階段から突き落とされたのをきっかけに「江戸川探偵事務所」にメンバー3人で住むことになったが、しつこいストーカーの行動に恐怖と今まで親の反対を押し切り3人で頑張ってきたことが失われるのではという不安からマリアの誘いにのってしまう。

猛毒キノコ“ドクツルダケ”を混ぜた手作り料理をストーカーに食べさせた。

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「美食探偵 明智五郎」最終話 あらすじ

『美食探偵 明智五郎』ドラマ第8話のあらすじ&ネタバレは?マリアファミリー集結!
日本テレビ系列で毎週日曜日夜10:30から放送されているドラマ 「美食探偵 明智五郎」 「美食探偵 明智五郎」は、「海月姫」や「主に泣いてます」など過去にも実写ドラマ化されるほどユーモアで人を惹きつける作品を多く出版されている東村アキコさん...

第8話のラストでマリアと共に奈落の底へ落ちた明智五郎がどうなってしまったのか…

心配する苺、その日の夜、明智は戻ってきたが口を閉ざしたままだった。

それから半年の時間が流れる。

「江戸川探偵事務所」を続けている明智に、実家である老舗百貨店“扇屋”の系列ホテルで開かれる和菓子の選定会に来るようにと母・寿々栄(財前直見さん)から呼び出される。

その選定会当日、沈黙していたマリアファミリーが動き出し和菓子に毒が盛られ、政府要人が死亡する事件が起きる。

異変に気付いた苺はシェフに拉致されてしまう。

明智は上遠野警部に事件について聞かれるがマリアたちの事は話さず、マリアから招待された“最後の晩餐”へ向かう。

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「美食探偵 明智五郎」最終話ネタバレ

 

明智という人物、マリアとの出会いを振り返る。

 

 

奈落へ落ちた明智を確認しようと苺と桃子は底を覗くが、そこに明智の姿もマリアの姿もなかった。

「江戸川探偵事務所」で苺と桃子は明智の身を案じ、捜索願いをだそう、と相談する。

そこへ明智が険しい顔で戻ってきた。

心配し声をかける苺と桃子に「悪いが疲れてる」と椅子に座り、背を向けたままだった。

険しい明智の雰囲気に桃子は“マリアの暴走を止めるために明智がマリアを殺したのでは”と疑う。

半年後、明智は「江戸川探偵事務所」で小さい仕事を続けていた。ニュースや新聞にはマリアが関わっているであろう事件も載っておらず不気味な時が過ぎていた。

「江戸川探偵事務所」に明智の母・寿々栄が急にやってきた。世界サミットに向けての茶菓子の選定会に来るようにと明智に催促にきたらしい。以前から断っているとあしらう明智を母の執事たちが、選定会に着てくるようにと無理やり明智を着物に着替えさせた。

母が事務所を去ろうとするところに郵便配達員から明智宛のモナ・リザの絵葉書を受け取った高橋がやってきた。

そのハガキはマリアからで「近々お会いしましょう」と書いてあった。マリアについて高橋に聞かれるがはぐらかす明智。

海外から日本へ戻ったマリアは街頭にあるモニターでサミットのことを知り計画を思いつく。

ファミリーのアジトへたどり着いたマリア。アジトの庭には猛毒の“トリカブト”が花をつけていた。シェフ・林檎・れいぞう子に新しい計画があると伝えるマリア。

選定会当日。苺は明智を選定会会場の扇屋系列ホテルへ“イチゴ・デリ”に乗せ連れてきた。

母と合流した明智は、要人警護で駆り出された上遠野と高橋に会い、そこに選定会に参加する田坂外務大臣、神無月総理がやってきた。

和菓子屋“日本橋毬屋”に扮したマリアファミリーが会場へ入る。

総理と写真を撮るように母に言われる明智だが、「総理より団子」だと並べられている和菓子のところへ

和菓子屋に扮した林檎とれいぞう子に持ってきた和菓子について聞く明智。季節外れの青梅の菓子や“つつじ”の菓子について質問するが林檎たちはバレないようにとたどたどしい態度をとる。

選定会がはじまるため着席する明智の横をマリアが白い着物に身を包んで通り過ぎる。

明智はすぐに気づき追うが見失ってしまう。先ほど違和感を感じた和菓子がテーブルの上にあり毒が入っているのではを疑うが、騒げば自分が疑われると慎重になる。

一方、駐車場で明智を待つ苺は、駐車場に止まっている“日本橋毬屋”の車に違和感を感じクルックーで調べるが該当するものがなく行動しようとするところをシェフに捕まってしまう。

和菓子に入っている猛毒“トリカブト”の液体が入った注射器を突きつけられた怯える苺の近くに「暇じゃ」と連呼する上遠野と高橋がやってくるが苺には気づかない。

和菓子のどれかに“トリカブト”が入っておりロシアンルーレットのように先にそれを選んだものは死んでしまうというのが今回の計画だった。

毒が入っているのはどれか考える明智。「青梅に青梅の毒が? しかし、青梅の毒では人は死なない」自分の知識をもとに考える明智はつつじはつつじでなく“桔梗”であると気づく。“桔梗”は明智家の家紋。口にした母に叫び吐き出すように言う。

母はぎりぎりで間に合ったが、田坂外務大臣と神無月総理は桔梗を食べた後だった。

ニュースで事件を知った桃子は苺に連絡をとるが、苺はマリアファミリーに囚われていて連絡がつかない。

ホテルの一室横になる母と明智。明智が、明智家へ持つ憎しみについて謝罪する母。「あなたを憎んではいない」と去ろうとする明智に「跡取りにはならなくていいから二つお願いがある」と「母親よりさきに死なないで」「早く結婚して幸せに」と伝えられた。

「考えておく」と母の部屋からでた明智のところへ高橋がやってきてマリアのことを聞かれるがはぐらかしその場を離れる。

外務大臣の死を知った明智は苺のいる駐車場へ行くが苺の姿はない。そこに上遠野がやってきて「警察ではなく知人として聞く」「このままでは警察は無理やりにでもお前を犯人にして事を収めに動くぞ」と言われる。他の警察官が駆けつけたので二人の会話をごまかしつつ「怪しい人物を見たんですね」と聞く上遠野に「はい。白い着物をきた…男性です。」と嘘を告げる。

警察が去ったところに先ほどの部屋に残された明智の母の草履のを履いたマリアがやってきた。「あのやり方では僕も死んでいたかもしれないぞ」と言う明智に「あなたは死なないわ。憎んでいる明智家の家紋の桔梗は選ばないもの」「でももしあなたが選んだらそのあと私も死んだわ」と今回の計画は、運命を試したの命がけのゲームだと言う。

「うごくな!」と銃を構えた高橋が二人のもとへ。そこへ苺を車に乗せたマリアファミリーが到着するが、予定と違う、と状況を見守る。

マリアの手をとり共に走り出した明智。そんな明智に驚くもうれしく微笑むマリア。

状況が理解できない高橋は呆然とするが、すぐに追いかけようとする。そこに車で遮ったシェフだが、高橋は車に書かれた“日本橋毬屋”=マリアに気付き声をかけるが逃げられてしまう。

林の中についた明智とマリア。急に走り出したので履いていた草履が脱げ素足で足を痛めてしまった。

マリアを座らせ足の汚れを拭う明智に。「私が間違えていたわ。私があなたを求めてたんじゃない。あなたが私を求めていたのね」と伝える。

そこに追いついたシェフがマリアの靴を持ってやってくる。マリアが車へ向かったあと、「あんたは嫌いじゃない」とマリアを連れ逃げた明智に「こっちへくるか?」と誘われるが断り、「これがあなたが望んだことか?」と“シェフ”として努力し歩んできた“伊藤”に問いかけた。車に戻ったシェフは明智の言葉に動揺する、そんなシェフに感づくマリアだが気付かなかったことにし、後部座席にいり苺に「最後の晩餐は何が食べたい?」と問う。

上遠野は明智に電話をかけるがでない。現場に残された草履から明智「男性」というウソに気付く。

事件解決を急ぐ上遠野も上司は、犯人と確かでなくても、と高橋に怒鳴り散らし、そんな上司と上遠野が言い合いをしてるところへ桃子が「苺と連絡がつかない」とやってくる。

部下からホテルの防犯カメラに白い着物を着たマリアが映っているのを知らされ、高橋の証言から緊急捜査会議を上遠野ははじめることに。

そんな時、桃子へ明智から電話が。「警察がいるか」と聞かれコソコソと電話をする桃子の姿に感づいた上遠野。

アジトの洗面所で顔を洗うシェフの後ろに突如現れたマリア。さっき感じた違和感を埋めるような会話をするマリア。

その頃苺は最後の晩餐用にとパリでマリアが買ってきた白いドレスにむりやり着替えさせられていた。

最後の晩餐に向けて料理をするシェフの元へれいぞう子がやってきて、シェフの背中から抱きつく。シェフがダストシュートの電源を切っていたから生きていること、一緒に旦那を解体したこと、シェフに恋心を持っていたと告げるが同時に「わかってる」とシェフにとってはマリアが特別である事を理解していると話す。

廊下で青森の実家へ電話をする林檎だが、電話に出たのは“茜”を愛してくれている祖父ではなく叔母であった。叔母から祖父の死を知らされた林檎は泣きじゃくり座り込んでしまう。

マリアファミリーそれぞれに軋む音がする中、桃子の運転で明智はファミリーのアジトの近くにやってきて桃子にその後を託す。

着実に最後の晩餐の準備進めるマリアファミリー。

明智が到着し、林檎が出迎える。苺のいる食卓につき、そこへマリアが黒いドレスを着て現れた。

今回の選定会について、「今までの君の計画は矛盾を孕んだ正義だが、美しい悪だ。だが、今日の悪は美しくない。めずらしく僕は怒っている」と言う明智に「あなたの心を私が支配している」とマリアは喜ぶだけだった。

シェフの作った最後の晩餐の料理が食卓に並べられ心配するような苺にシェフは「大丈夫ですよ。毒は入ってないですよ」とシェフ

一口口にした苺は「美味しいです。美味しいけどおいしくない」といい同じ料理人として自分の作った料理に毒が入ってないと言い訳しないとなんて、とシェフに訴え続ける。明智が何度静止しても「これが最後の晩餐なんて私は嫌。心のこもった料理を食べさせて」「あなたには料理人としてプライドはないんですか」と訴えつ続ける。

そんな苺にトリカブトの注射を打ち込むマリア。

マリアを突き飛ばし苺を抱える明智を驚いてみるマリア。

なんとか苺を助けるために運び出そうとする明智に対して「もう遅い手遅れだ」とシェフが叫ぶ。

苺は眠ったように静かになってしまった。

「これが絶望」と狂い笑うマリアだが、喜んでいるというよりもその表情には苦しみや悲しみを感じた。

「僕は今まで絶望していたのかもしれない」と自分の人生で他人に受け入れられなかった苦悩を語り、そんな時真正面から自分を受け止めてくれる存在と出会った。と「食べることで希望を与えてくれた存在」だと苺について話す。

「そんな存在を殺したんだ!」マリアへ叫ぶが「絶望の名のもとに結ばれている」とマリアは訴え続ける。

“残されている希望”がsるという明智。

そこへ上遠野が部隊を引きつれやってきた。アジトの中を証明で照らされ上遠野の拡声器の声に、マリアファミリーの軋みは大きくなり壊れそうな音が強くなる。

マリアは包丁を手に上遠野を殺そうと外へ。拡声器でマリアの手をはらう上遠野。もう一度包丁を振り上げるマリアを高橋が銃で打つ。打ったのは足で、怯まずマリアはさらに包丁を振り上げるがそこに次の銃弾が。

打った弾はマリアをかばったシェフの背中に当たった。

血を吐き倒れるシェフ。叫び駆けつけるれいぞう子と林檎。 呆然と見下ろすマリアの横で「注射器のすり替えをしてくれてありがとう」と明智はシェフへ感謝を伝える。

シェフは苺に使う予定のトリカブトの入った注射器を、一時意識を失うものにすり替えていた。「まだだ」と立ち上がるシェフ「まだデザートが仕上がってない。苺のムースなんだ。うまいぞ」と血を吐き震える身体で明智に寄りかかりながら話すシェフはキッチンへと歩き出す。今にも息絶えそうな身体をアジトの壁にもたれかけ煙草に火をつけようとするがそのまま倒れ息絶えてしまう。泣き叫ぶれいぞう子。

その瞬間赤い車に乗ったマリアがアジトから去る。

桃子の運転をする車に乗りマリアの跡を追う明智。マリアは初めて殺人を犯した後身投げした崖へときていた。「神様は一度私を生かしたわ。」「もしもう一度神様が私を生かしたら、私を愛してくれる」と明智に触れ問うが、明智は黙ったまま俯くだけだった。

目を覚ました苺と上遠野、高橋が崖に追いついた頃にはもうマリアは姿を消していた。

明智は崖の下を静かに見つめていた。

後日「江戸川探偵事務所」にやってきた上遠野、高橋からマリアの遺体は見つかってないと告げられる苺。

明智は探偵を辞め、苺と共にフランス料理のお弁当屋を野郎とどこか気の抜けたまま案を練る毎日を過ごしていた。

 

 

空っぽのアジト。

キッチンでは料理をするマリア。風呂からあがりテレビをつける明智。テレビにはココの姿。食材を買い込んだ林檎とれいぞう子。庭にハーブを植えたシェフ。

みんなで楽しくいっぱいの料理で彩られた食卓を囲う、そんな夢。

海に沈みながらみる夢。

 

「マグダラのマリアは終わった」かのように思われたが、ネット上で”マリア”を名乗るココの姿がありました。

不適な笑みを浮かべるココ、マリアは終わらない……?

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「美食探偵 明智五郎」最終話 まとめ

美食探偵の最終話の個人的な感想ですが。次のドラマもはじまるし、予定外の事もあったので難しいとは思いますがこの内容をするには話数が足りないと感じました。

原作も読み切ってないのでなんだか消化不良で、原作買おうと思いました。私にとっては興味ひかれる内容だったので。

それにしても、小池栄子さんは複数の感情を一緒に表現するのが上手ですね。

最後の“夢”でこのドラマではじめては涙を流しました。だからこそ、もっと見たかった作品です。

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